親ってね。

そんなに無理をするなら
こっちに帰ってこんね!!

職場の女の子
大学卒業以来 実家を離れて一人暮らし
もうかれこれ5・6年になるらしい

そんな彼女が夏に体調不良で入院
そしてその数ヶ月後 また体調不良
検査の結果は疲れやストレス

ひとまず安心したが念のため
実家の親御さんに連絡したらしい

当然お母さんは心配で無理のし過ぎだと
怒っておられたという
「そんなに無理をするなら、こっちに
帰ってこんね!!」と・・・

きっと今までの私なら
本当やで〜、気をつけや〜って感じで
彼女の身体だけを心配して終わっていた

ところがである
今の私の心の中は以前とは変化していた
すっかり田舎の親御さんの気持ちに
なってしまっていた

仕事がしんどい、体がキツい
精神的にツライとか色んな苦しみから
我が子を守りたいと願う

苦難を乗り越える力を付けてもらいたい
という気持ちは当然あるのだが
ツライ思いをしながら頑張り過ぎている
我が子を遠くの地で心配してしまう
そんなお母さんの気持ちを痛いほど
感じてしまった

どこの親も一緒だなぁ
帰って来いって言葉にはたくさんの
意味が含まれていると思う

本当にやりたかった今の仕事を諦めて
放り出してまで心配だから帰って来い
だなんて思ってない

何かあれば帰ってくる場所はあるよと
いつも頑張っているからたまには
心と体を休めに帰っておいでと

体調を崩すまで無理をしないでと
いつでも いくつになっても
貴方の帰る場所はここにあるよと

そんな思いが込められているのだと
私は思う
困った時は頼っておくれと・・・

そう、頼ってもらうためには
やはり私も体調管理をしなくては

我が子が大人になっても
いくつになっても
お母さんはお母さんだから

お互いに健康に気をつけて
お互い心配をしなくても良いように
毎日笑顔で過ごしたい

今日もありがとう

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